英語の学び直しを全力応援!やるべきこととおすすめの教材を紹介
- 社会人になってから、英語が必要な場面が増えた。
- 英語を使うことで仕事の幅を広げたい
そんなふうに考えていませんか。
仕事で英語を使えるようになりたいけど、何からすればいいのかわからない、そんな方はこの記事を読めばはじめの一歩が踏み出せるようになります
- 社会人として何かスキルを身につけたい
- 英語をリスキリングしたいと思っている
学び直しの前にすること
なぜ英語を学ぼうとしているのか
英語はあくまで手段です。
「なぜ、数ある学び直しの中で英語を選ぼうと思ったのか」
一度学習の目的をはっきりさせておきましょう。
この目的・目標が明確に言葉にできていればいるほど、学習が辛くなった時や怠けそうになった時、継続させる支えになります。
自分の今のレベルを知る
学び直しが成果を出し、英語を使いこなせるようになった自分。
それは言い換えれば理想の自分です。
そんな理想の自分と今の自分のギャップを知ること
これが学習のスタート地点になります。
例えば
英語でプレゼンができるようになりたい!
そう思うなら、一度声に出してプレゼンしてみましょう。
今の自分では力が足りない部分。それはそのまま学習の目標となっていきます。
何からすればいいだろう、という人にはTOEIC受験がお勧めです。
点数で結果が出るため、自分の今のレベルがよくわかります。
学ぶ時間を確保する
目的も目標も明確になった。
あとは学ぶだけ、なのですが社会人になると忙しくて時間を取ることも難しいですよね。
これからあなたは1日1時間なり2時間なりを学習に使います。
もしこれまでそうした時間を取ってきてなかったのなら、この学習時間を入れる分、何かを抜かないといけません。
- 朝起きたら20分勉強しよう
- 通勤電車では必ず単語帳を見よう
など、実際に学習に取り掛かる前に、確保する時間を決めておきましょう。
4技能から英語の何を学び直すのか考える
学び直しの目的とも繋がりますが、英語学習と一口に言っても
- 話せるようになりたい
- 書けるようになりたい
この二つでは学ぶべきことは違ってきます。
ここでは「話す・聞く力」と「読む・書く力」に分けて、おすすめの学習方法を紹介します。
学び直しのポイント(話す・聞く)
「英語が話せる」を定義する
「話すのが上手な人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか。
- 大勢の人の前で堂々と話せる人
- 会議をうまく回せる人
- オチのある話ができる人
「話すのが上手な人」とは、実は「場面に応じて適切に言葉を選べる人」と言い換えることができます。
これを英語学習で考えてみましょう。
ビジネスで英語を使いたい人が日常会話からコツコツやっていこう、と言うのは間違いです。
反対に、英語を使って外国人のパートナーを見つけたい、という人がビジネス英語を学んでも仕方がないのです。
最終的になんでも話せるのが理想ですが、まずは英語を学ぶ目的に立ち帰り、
どの場面で、どんなことを話せればいいのか、自分なりの定義づけをしてみましょう。
アウトプットの量を大切にする
英語に自信がない、と言う人も、実は学生時代から考えるとかなりの時間を英語学習に使ってきています。
それでも話せない理由の一つがアウトプットの少なさ、特にスピーキングのアウトプットが少ないことが挙げられます。
普段の仕事や生活の中で英語を使う機会がある人はまだいいですが、そうでないなら自ら英語を使う機会を作っていかないといけません。
一番手軽なのはオンライン英会話です。
時間と場所を選ばないオンライン英会話なら、毎日の生活の中に英語を話す時間を作ることができます。
英語づけの環境を作る
海外で暮らした人が英語を話せるようになるのは、「海外に行ったから」ではなく「周囲が英語しかない環境だったから」です。
つまり、日本にいながら「英語しかない環境」を作ることができれば、英語習得の近道になります。
- スマホの言語設定を英語にする
- 部屋に洋楽を流す
- 漫画を英語で読む
- 英語で独り言を言う
1日の中で英語しか使わない時間を設けてみましょう。
学び直しのポイント(書く・読む)
語彙・文法を身につける
語彙や文法は全ての学習の基礎になります。
中学校レベルの語彙や文法でもあらためて勉強するとわからない部分が出てくるかと思います。
昔使っていた参考書でもなんでもいいので一度目を通してみると良いでしょう。
また、TOEICや英検のような資格試験の単語帳、文法ドリルも学び直しの際にはおすすめです。
学習の目的に合わせて選んでみましょう。
多読でたくさんの英文に触れる
文法や語彙を生きた形で活用するためには、実際に生きた英文に触れる必要があります。
そこでおすすめなのが多読です。
文法を学ぶだけでは身につかないのが
「どんな言葉を」「どの場面で使うか」
文脈に応じた使い分けをする力です。
多読を通してさまざまな場面の英文に触れることで、使える英語の幅が広がっていきます。
社会人の英語の学び直しにおすすめの教材
英語の学び直しにおすすめの教材(語彙)
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
「自分の今の英語レベルを知る」と言う意味ではTOEICは大変おすすめの試験です。
合格、不合格という形ではなく、点数として結果が現れるため自分の現在地を知ることができます。
また、TOEICは多くの参考書や問題集が出ているので取り組み始めやすいのも特徴。
何から始めようか迷っている人は第一歩としてTOEIC受験を一つの目標に、単語帳を買ってみることをお勧めします。
英語の学び直しにおすすめの教材(文法)
総合英語Evergreen
人によっては「Forest」の方が馴染みがあるかもしれません。
多くの受験生たちに愛されてきた「総合英語Forest」の最新版になります。
English Grammar in USE
もっと詳しく文法を学びたい、という人にはこちらもお勧め
正解中の英語学習者が使う文法書。「英語を英語で学ぶ」ことでより深い理解ができます。
英語の学び直しにおすすめの教材(リーディング)
バイリンガル版 進撃の巨人1 Attack on Titan 1
「バイリンガル版 漫画」とアマゾンで調べるとさまざまな作品が出てきます。
自分の好きな漫画をあらためて英語で読むことで、意外な発見があるかもしれません。
Beauty and the Beast 美女と野獣 ラダーシリーズ
多読にはラダーシリーズがお勧め
このシリーズは5段階にレベル分けされており、自分に合ったレベルで読み始めることができます。
ラダーシリーズは日本語原作の文章が英訳されているものもあり、とっつきやすいものが多いです。
Penguin Readers: Level 3 MARTIN LUTHER KING
同じく多読に使えるのがペンギンリーダーズのシリーズ
こちらもラダーシリーズと同じくレベル分けされており、読みたい本に合わせて選ぶと良いでしょう。
好みですが、ペンギンリーダーズの方が読み応えのある内容が多い印象があります。
Kindleでお得に読めるものもあるから要チェックやで
英語の学び直しにおすすめの教材(スピーキング)
英語のハノン
「スピーキングのためのやり直し英文法」と銘打たれたこちらの教材。
文法のインプットとアウトプットを連続して行うドリルになっています。
本書にも書かれていますが「楽して身につく」タイプの本ではなく、「辛いけど、英語を体に染み込ませよう」とするタイプの本です。
本気でスピーキングに取り組みたい人だけにお勧めします。
DMM英会話
オンライン英会話はスピーキングの機会を安価で得ることができます。
レッスンを予め予約してしまうことで学習習慣の確立にも役立ちます。
さまざまなオンライン英会話がありますが、「学び直し」の第一歩としてお勧めするのはDMM英会話。
理由は圧倒的な教材の豊富さ。
- 英語を学ぶ目的もまだはっきりしていない
- 文法にもまだ不安がある
- ほとんど英語で話したことがない
そんな人でも、自分に合った内容でレッスンを受けることができるでしょう
英語の学び直しにおすすめのアプリ
ELSA Speak
発音矯正アプリ「ELSA Speak」は自分の発音を細かく分析し、どうすれば良い発音になるかをアドバイスしてくれます。
日本人が苦手とするLとRの違いだけでなく、単語と単語を繋ぐ音(リンキング)や文単位での発音の強弱など、普段意識できないところまで治すことができます。
Duolingo
楽しみながら文法を学ぶならDuolingoがお勧め
並び替え問題を中心に、手軽に学習に取り組むことができるので、スキマ時間にやるにも便利です。
英語の学び直し、はじめの一歩を応援します
- 学び直しの目的をはっきりさせよう
- 今のレベルを知るためにテストを受けよう
- 自分に合ったレベルの教材を選ぼう
- とにかく学習時間を確保しよう
英語を学習することは大変な時もありますが、オンライン英会話やアプリなど、学びやすい環境は自分で作ることができます。
英語を使いこなせるようになったら自分をイメージして、最初の一歩を踏み出してみませんか。