キレイな発音の身につけ方は?これで自信たっぷり話せるようになる!
- 英語で話がしたい
- けど、発音に自信がない
- 相手に伝わっているか心配だ
そう感じたことはありませんか
発音に自信がないと、英語を使って堂々と話せません。
自信のなさはビジネスでも日常会話でも相手に伝わってしまうものです
この記事では綺麗な発音を身につけるコツと練習方法を紹介します。
どうして発音に苦手意識があるのか
英語を喋る時に発音に自信がない人は多いです。
様々な理由が挙げられますが、ここでは二つを紹介します。
日本語と英語は「言語の距離」がある
- 英語→apple
- ドイツ語→apfel
- フランス語→pomme
いきなりですが、「りんご」という言葉を世界の様々な言葉で表してみました。
英語とドイツ語はどちらも”ap”から始まっており、なんだか似ていますよね。
フランス語は全然違いますが、日本語の「りんご」と比べると、アルファベットを使っている分英語に似ていると言えそうです。
このように、言語には似ている言語もあれば、全然違う言語もあります。
第二言語習得の研究ではこうした違いを「言語間距離」と呼び、距離が離れている=言語的に差が大きいものほど修得が困難であると言われています。
これは発音だけじゃなく、文法とかの違いも含むで
特に大きな違いは「音」の数
日本語の母音は「あいうえお」の五音で構成されています。
この母音に子音(カ行であれば “k”→ka ki ku ke ko)がくっつくことで、50音になります。
それに対して英語は母音だけでも12音以上の種類があります
例えば日本語で言う「ア」の音一つとっても 4種類もあります
- [æ]→apple /æpl/
- [a]→night /nάɪt/
- [ɑ]→star /stάɚ/
- [ʌ] →sun /sˈʌn/
こうした音の違いを全てカタカナの「ア」と同じように発音してしまうため、ネイティブと何か違う=「発音が良くない」と言う認識になるのです。
よく言う「LとRの違い」も同じ理屈やな。
では、どのようにすれば発音は改善されるのでしょうか
発音を改善する方法
シャドウイング
英語学習を始めた人なら「シャドウイング」は聞いたことがあるかもしれません。
シャドウ=「影」のようにお手本の音声にくっついて英語を読む練習です。
- 音声を聞く
- 文章を読んで確認する
- 音声を聞く。読むを繰り返す
- 音声に被せるように読む
繰り返し行うことで自分の発している音声とキレイな発音との違いに気がつけるようになっていきます。
発音記号を覚える
もしまだ「発音記号が読めない」という人は先に取り組むことをお勧めします。
発音記号とは辞書などを引いた時に横に書いてある、アルファベットとも少し違うものです
少し例を見てみましょう
- apple /ˈæpl/
- ant /ænts/
- auto /ˈɔːṭoʊ(/
全て”a”から始まる言葉です。
appleとantは同じ/æ/の音(アとエの間の音)ですが
autoは/ɔ/(カタカナの「オ」に近い音)
二つは異なる音であることがわかります。
全て完璧に覚える必要はありません。
自分が知っている単語と、発音記号を並べて読みあげたり、Googleで検索して音を聴き比べることで、少しずつわかるようになっていきます。
オンライン英会話
発音を改善するためには「とにかく口に出すこと」が肝心
とはいえ一人でずっと喋っているだけでは成長を実感しにくく、フィードバックも得られないので続けにくいのも事実。
そんな時はオンライン英会話がお勧めです。
時間や場所に縛られることなく、自分のペースで受講できるオンライン英会話なら無理なく続けられる上に、発音だけでなくネイティブが使う表現や実際の会話の練習もできるのでより実践的です。
発音矯正アプリならELSAがおすすめ
いきなり人と話すのちょっと・・・と言う人にはアプリでの学習もお勧めです。
中でもイチオシは「ELSA」
初めは単語レベルから、徐々に慣れてくると長文や会話形式での発音の練習ができ、1音1音に対してフィードバックを返してくれます。
しかも、新機能の「ELSA AI」を使えば、発音だけでなく実践的なスピーキングの練習もすることができます
発音に絶対の正解はない
イギリスやアメリカが経済大国として、世界を支配するようになったことが大きい。では、英語を母語とする人の割合は、どのくらいだろうか。
なんと、世界の全人口5%ほどしかいない。世界の95%の人にとって、英語は母語ではないということだ。
東洋経済ONLINE
英語は世界の公用語、と言われるが、純粋な母語(第一言語)として話す人口は世界中で5%ほどしかいないそうです。
さらに言えば、イギリス人から見ればアメリカ人の英語は訛っているし、アメリカ人から見ればイギリス人の英語は訛っている。と言えるでしょう。
学習の目的にもよりますが、「自信を持って話せること」が多くの人にとってゴールとなります。
完璧でなくてもどんどん話す機会を作っていくことが、発音をブラッシュアップする近道です。